話題のiDeCoまるわかり はじめた人はトクしている 教えてお金の先生! サラリーマン必見 知らなかったではすまされない! 「賢く備える、年金編」

「控除」を活用して節税することは、サラリーマンが賢く生きるための基本中の基本。節税メリットが話題の個人型確定拠出年金(iDeCo)について、ファイナンシャル・プランナーの山中氏に聞いてみました。

漠然とした老後の不安を払拭したい!

藤本 孝敬(以下:藤本)
僕たちの世代は、年金があてにならないというニュースをよく耳にします。でも、実のところ、年金についてイマイチよくわかっていないというのが本音です。

山中 伸枝氏(以下:山中)
20歳代だと、老後なんてまだまだ先のように思えますからね。

藤本
なんとなく不安で、何か対策をしないといけないとは思っているのですが、老後はかなり先のことのように思えて、ついつい後回しになってしまって。

山中
それに、年金に馴染みがないのは、給与天引きなので払っている実感が低いのかもしれませんね。会社員の方は必ず厚生年金保険料を支払っているのですが、自分がいくら払っているのか知らない人も多いと思います。

藤本
正直なところ、どのくらい給与天引きされているのかよくわかっていません。

山中
ではまず、基本的なこととして、20歳以上60歳までの日本に住むすべての人に加入義務があるのが「国民年金」。加えて、会社員と公務員の方は「厚生年金」があります。これらふたつの年金を合わせて「公的年金」と呼んでいて、これを将来受け取る権利を得るために、現役時代に「厚生年金保険料」が給与から天引きされています。

藤本
いくら受けることができるのか、あらかじめ決まっているのですか?

山中
「国民年金」は、保険料を払った期間に応じて受け取る年金額が変わります。「厚生年金」は給与に比例して保険料を払うので、受け取り年金額も給与に比例します。

藤本
人によって受け取れる年金額が異なるということですね。

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後悔しないで!知らなかったではすまされない!

山中
受け取れる年金額は、毎年お誕生日月に届く「ねんきん定期便」で確認できます。さらに、ねんきんネットに登録をすれば、将来の年金額をシミュレーションをすることもできます。

藤本
今まで、ねんきん定期便を気にしていませんでした。

山中
あとから後悔しないためにも、老後のお金対策は必須です。

藤本
知らなかったではすまされないから、早速確認してみます。でも、厚生年金だけで僕たちの世代は将来大丈夫なのでしょうか?

山中
「ねんきん定期便」を見ると、老後の生活資金が不足していると不安に思う人が多いと思います。

年20%の節税メリットを味方につけて、賢く備えて!

藤本
最近、年金の受け取り年齢を70歳に引き上げるかもというニュースをみて、ますます不安になっています。

山中
そうですよね。そのような不安を補うために国が用意した制度が、今注目されている個人型確定拠出年金(iDeCo)。「税制メリット」というスペシャルな特典をつけて自分年金づくりを推奨している制度です。

藤本
厚生年金とは別に自分で作る年金ということですか?知りませんでした。

山中
実は、15年も前からある国の年金制度です。藤本さんは将来への備えとして、貯蓄や投資はされていますか?

藤本
一応、なんとなく積み立て預金をするようにしているのですが、、、。

山中
同じ積み立てをするのなら、少しでも賢い方法をとりたいですよね。個人型確定拠出年金(iDeCo)は「節税メリット」がとにかく魅力。例えば、年収500万円の方が月2万円、年間24万円の積み立てをすると年末調整で2万4000円の還付を受けることができます。さらに翌年の住民税も通常より2万4000円安くなるので、合計で4万8000円おトクになります。つまり掛け金の20%!※お客様の適用税率によって異なります。

藤本
この低金利の時代では、20%はすごく大きいですね。確かに、ただ単に預金をするよりずっとおトクだと思います。

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iDeCoは始めるのが早ければ早いほど、おトク感UP!

藤本
そんなに個人型確定拠出年金(iDeCo)がおトクだと、逆に何かデメリットもあるのではないかと正直心配です……。

山中
デメリットは、個人型確定拠出年金(iDeCo)で準備した年金は、60歳にならないと引き出せないということです。でも、これはメリットともいえます。そもそも老後のための準備ですから、そのくらいの拘束力がないとついつい引き出して使ってしまいますものね。

藤本
確かに!そのくらいの縛りがないと!

山中
それに、個人型確定拠出年金(iDeCo)のおトクな税金メリットが受けられるのも、60歳までなので、若い人はラッキーですね。始めるのが早ければ早いほど、節税メリットを長く受けられ、おトク感が増します。

藤本
こんな制度があったなんで、なかなか知る機会がないですよね。

山中
このような国の制度がせっかくあるのだから、老後なんてまだまだ先だなんてのんびり構えないで、「60歳の自分への仕送り」だと思って、若くから老後のお金対策はしっかり行って欲しいと思います。

藤本
「60歳の自分への仕送り」と聞くとわかりやすいですね。個人型確定拠出年金(iDeCo)は、自分のために自分で作る年金ですからね。

後回しにしないで!いつかやらなければならないことだから。

山中
このような優遇制度があるにも関わらず、まだ利用していない人が多いのはもったいないです。往々にして、人生で大事なことは、気が付いた時には遅かったりするものです。いつかはやらなければならないことですから。夏休みの宿題と一緒ですよ。夏休み最後になって慌てても遅い!

藤本
耳が痛いです。。。

山中
この増税時代に国がこれほどの税制優遇を付与した個人型確定拠出年金(iDeCo)を推奨しているのは、やはり国からのメッセージだと私は思います。国民に、国の様々な状況を理解して、「早めに備えてね」という警告でしょうね。

藤本
分かっていても、いつでも始められると思うと、ついつい後回しになってしまいます。日々何かと忙しくて手続きする暇もないですし。

山中
カンタンに個人型確定拠出年金(iDeCo)をはじめられるのが、MYDC(マイディーシー)です。スマホでカンタンに10分程度で申し込みできます。

藤本
スマホでサクサクとできるのは、ありがたいです。忙しいサラリーマンでも、スキマ時間にできますからね。

山中
MYDCは、個人型確定拠出年金(iDeCo)を専門に取り扱っているので、サポートも万全なうえ、面倒になりがちな手続きもスマホでカンタンにできます。初心者の方の個人型確定拠出年金(iDeCo)デビューをしっかりサポートしてくれますよ。ぜひ、チャレンジしてみてください。


対談者紹介

山中 伸枝
株式会社アセット・アドバンテージ 代表取締役
どこの金融機関にも属さない中立公正な独立系ファイナンシャルプランナー。
近書に「ど素人が始めるiDeCo(個人型確定拠出年金)の本」(翔泳社)。

藤本 孝敬
株式会社ベネフィット・ワン 東日本営業部 法人グループ 法人第2チーム チーム長